代表の思い

僧伽の都維那(といな)、それが寺サポートの役割です

お釈迦様入滅の際、弟子達に残した最後の言葉は、「私が死んだら、これからは波羅提木叉を師とするのですよ」というものでした。(『清浄道論』)波羅提木叉とは戒律の条項(戒本)のことです。

 仏法を正しく伝えるためには弟子たちが集まった集団(僧伽)を清浄な状態に保つことが重要です。そのために波羅提木叉が設けられていきました。その結果、『四分律』では比丘戒として250戒まで数えることとなります。

僧伽を清浄に保つ役目として維那が設けられました。出家者は仏法に専心することが重要です。そのため出家者の財産は三衣一鉢と定め、その他の経済活動及び身の回りのことは維那(いな)が担うこととなります。

 中国伝来後、出家者の数は増加することとなります。仏教界全体の活動を統括される役目として僧官が設けられ、その長が定められます。南北朝時代、北朝では沙門統、南朝では僧正が設けられました。その副官とされたのが「都維那(といな)」です。つまり都維那とは仏教界全体の維那を意味します。

現代の日本では仏教興隆とは言い難い状況であり、寺院や僧侶の位置付けが大いに変化しつつあります。まずは寺院及び僧侶の方々には、仏法に専心いただきたい。それを支える役目として都維那が必要であると考えます。

私たち寺サポートは現代の都維那として、仏教界全体をお支えするお役目として、仏教興隆の為に活動させていただくのであります。

 

                         寺サポート

              代表 大野 雅仁(釋 雅仁)